留学体験報告!「フィリピンで体験した食生活」
フィリピンのマニラにあるマニラ空港からタクシーで30分程走った所にある「ケソンシティ」という場所で3ヶ月間、英語の語学留学をしていました。
学校の学長は日本人だったので、学食は日本米を使用しており、衛生管理もしっかりしていた為、寮内で食べる食事には困った事はなかったのですが、慣れてくるとフィリピンの街で売ってるような店の料理や屋台も気になりはじめ、しばしば挑戦をすることも多くなりました。
そんなある日のこと、屋台で今まで見たこともない食べ物を発見しました。その食べ物とは、「卵の状態から、ひよこになる前の状態の食べ物」です。
まだ、ひよこにはなっていないのですが、しっかりと手・足・目等はあるので、食べるのは「どうしようか」と迷いましたが、屋台のおばちゃんの、「この状態の時が一番栄養価が高い」という押しの言葉に負けて、食べる決心をしました。
食べてみると何とも言えない、生臭い味が・・・。
おいしいとは言えないこの食べ物でしたが、これも一つの経験!ということで、プラス方向に考えましたが、もう二度と食べることはないでしょう。
その国によって食の文化は全く違うけれども、やっぱり、驚きは隠せませんよね?
また留学中に、学校の先生と一緒にボランティアとして、ストリートチルドレン達に会いにいきました。私が行った所はスラム街でしたが、両親がいない子供達や両親が病気療養中などと、過酷な状況の子供たちばっかりだったのに、そんなことも感じさせないくらい驚くほど子供達は皆明るく、私達が持ってきた折り紙で一緒に遊んだりゲームをしたりと楽しい時間が過ごせました。
なかでもカメラに興味を持つ子供が多くて、ポーズをきめたりカメラを持って色々な所を写したりしている姿を見て、日本で生まれ育った子供達は幸せだな。と思いました。最後にはある一人の子供から「あなたと私はお友達だからあげる」って、ヘアーピンのプレゼントをもらった時は、涙が出てしまいました。
泣いてはいけないとわかってはいるけれども、自然と、涙が出てきました。
なぜならその子供にとって一つのヘアーピンの価値は計り知れないものだから・・・私は少しの時間しか関われなかったけれども、このボランティアを通して日本人としての平和ぼけを考えるようになり、それと同時に普通であることの幸せを実感することができました。
フィリピン留学は普通の留学では味わえない経験も色々出来るのでお勧めです。
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