留学体験報告！スコットランド留学で困ったことは？

困ったことと言えば、とにかく英語には苦労しました。
私は英語が苦手だったにもかかわらず、アートには興味があったので、京都府の広報誌を読んで、面白い募集だと思ってすぐさま応募して、それからあまり時間が経たないうちに留学、となったので、直前に必死で英会話の本を読んだりしましたが、付け刃の勉強ではいけないな、と行ってみて痛感しました。
例えば、目的の電車の駅が分からず、今でもどこだったのか分からない場所に着いてしまい、あわてて引き返したことがあります。
また、寮と学校は近いのですが、私たちのPapermaking classのための、紙漉きや版画などをする施設のあるスタジオは遠かったので、寮からバスで行かなければならなかったのですが、そのバスの系統が複数あって、どれに乗っていいかよく分からなかったりしました。

しかし、授業には無事ついていくことが出来ました。
アートで実技系だったこともありますが、サマースクールの受講生は、イギリス人だけでなく、ヨーロッパを中心に、スウェーデンやスペインやインドなど、世界各国から受講者が集まっていましたので、特に気をつけて易しい英語を使ってくださったのだと思います。
スコットランド人の英語のなまりは独特で分かりにくい、とよく言われますが、この留学期間に関してだけは、校長先生や講師など私がよく接した方々は、よく分かる英語で話していらっしゃったと思います。
街で買い物をするときなどにはその独特のなまりを少し感じましたが、どちらにせよ英語初学者なので、あまり気にはなりませんでした。

それから、エディンバラは、夏でも涼しく、ずっと長袖で過ごしたくらいです。さらに、夜はかなり寒く、セーターを現地で買う羽目になりました。安いので、いい記念ともいえますが、体調不良につながりますので、気温は注意しなければいけない点です。
また困ったことで思い出したのは、同じ寮ではどうしても日本人同士で集まりがちになるので、つきあいが密なものになりますから、ささいなこと、例えば洗った食器の置き方などで言い合いになったり、といったことがありましたね・・・。

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