留学体験報告!上海で感じたカルチャーショック!

中国人は自分の感情というものに非常にオープンで、すぐ表現することにためらいがない人が多いと感じました。
愛情表現もオープンだけど、びっくりしたのは電車のなかでも通りでも、怒鳴りあって喧嘩していることでした。
殴り合いは見たことがなかったものの、周りを気にせず思う存分怒鳴っていることに当初びっくりしました。
でもその場が収まるとまるで何事もなかったように元に戻るのが不思議で、あれで怒りを溜めずに発散させているんだと解釈するようになりました。
周囲への配慮を優先するような日本的感覚とまるで正反対で、ストレスフリーで生きている彼らがちょっとうらやましいとも感じます・・・。

また、電車に乗り込む人と降りる人が同時に動くため、人民広場駅など混む駅はいつも戦場のようでした。
あれも当初驚きました。押したり押されたり、足を踏んだり踏まれたりも日常茶飯事。
踏んでも押してもハエがとまる程度にしか感じてなさそうなところは、大陸的寛大だなあと尊敬し・・・統率と効率がちょっと悪そうなところは大陸的仕方なさなのか…と思います。

言葉に関しても、もちろんカルチャーショックがありました。
到着日の空港で、こちらの言葉がよく分からなかった係りのおじさんは、思いっきり不機嫌な顔を向け「あー?」と吐き捨てた(ように感じました)。
『こ、こわい…』とひるんだものでしたが、いろんな人がそうやっているのを見るうちに、それがけんかを売っているわけでなく、ただ普通に「分からない」という表現だと分かりました。

いろんな国をめぐっても分かったことですが、日本語は、おそろしく丁寧で間接的に伝えることが多い言葉のようです。
それなので特に中国では、ちょっとけんか腰に聞こえないか??と思うくらいやや強めに、言い放つ!と、すんなり通じることに気づいていきました。

歩き方にしてもしかり、歩幅をゆったり気味に、ちょっと堂々すぎないか??と思うくらいに歩いてみると、地元の人にすんなり溶け込む感じがします。
そうやって郷に入れば郷に従う工夫の末、彼らはふと素顔を見せてくれたり、また日本人としての自分を改めて発見したり、との日々でした。

最後に上海人の男性はうわさ通り、気がやさしくて家事をこなし、びっくりするほど料理上手な方が多かったです。
女性のほうは感情豊かでちょっと気が強い印象でした。
どちらも一旦知り合えば、とことん世話を見てくれる超温厚家で、見習いたいところだと思ったものでした。

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