留学体験報告!上海はこんなところ!

【いざ上海へ】
19世紀中ごろ、アヘン戦争後にヨーロッパによって開かれた商業都市のひとつが上海です。
今なお、ヨーロッパをはじめとする世界各国のビジネスマンたちが集い、中国発展にともない国際都市としてますますにぎわいを増しています。

外灘(ワイタン)は上海の有名な観光地のひとつです。
黄浦江をはさみ東側に近未来的デザインのオフィスビル群、西側に旧租界時代の古い西洋建築が一望できます。
またその近辺には昔ながらの庶民的上海長屋(老街)もあり、そのミスマッチな光景は壮観です。

私が住んでいた場所は、旧租界地区の異国情緒の香り残る町並みで、1920年代に英国商人が建てたフラットの一室でした。
現地では老房子(ラオファンツ)といいます。
初めて入ったとき、ドキドキするくらい暗くて古い階段を上って部屋に入り、シャーロックホームズでも住んでいそうな?その年代物の部屋に一目ぼれしてすぐに入居を申し込みました。
住人のほとんどが上海人で、外国人もときどき住んでいました。
中国ならではの大胆な洗濯物がいつもはためいて、誰かがおしゃべりしていたり、喧嘩をしていたり、ただ座っていたり、とにかく賑やかだったのを覚えています。

【上海で使われている言語について】
言語はアジアの国際都市ではあるものの英語はほとんど通用せず、地元民のほとんどは北京語、お年寄り世代で上海語を話すひとが多いようです。
北京語と上海語は同じ中国語でありながら、上海語は方言というよりも外国語といった方が近いくらいに発音や単語が全く異なります。

【上海は食文化がとっても豊か】
中国で忘れてはいけないのが、食。
上海人いわく、厳密にいえば上海料理というものはないそうですが、市場には日本でみかけないような多彩な野菜や果物、干もの、肉や魚が並び、その食の豊かさが感じられます。
そして上海のすべての通りに必ず一軒はあるくらい、たくさんの食堂を見かけます。
どんなに小さな食堂でも、その小さな厨房にふさわしくない豊富なメニューがそろえてあり、しかも安価で堪能できます。
旧租界地区では西洋的に洗練されたレストランやバー、日本食レストランも充実し、幅広い食の選択肢があります。
ただし一方では農薬等の食物汚染の問題があげられているのも事実で、日本での価格の10倍もの値段の米が日系デパートで売れていたりするそうです。

何はともあれ、個人的にはやはり上海全体が見どころそのものだと感じます。
洋の東西と新旧が奇妙に入り混じり、上海というひとつの巨大都市がつくられています。
そのため何年住んでいても常に新しい発見のある都市だと思います。

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