留学体験報告!イギリス・スコットランドはこんなところ!

【いざスコットランドへ】
私はイギリスの北部スコットランド(Scotland)にある、エディンバラ(Edinburgh)という都市に2週間、短期留学しました。
私は京都に住んでいるのですが、実は京都府とエディンバラとは姉妹都市です。
その縁で、京都府国際センターの推薦を受け、エディンバラ・カレッジ・オブ・アート(Edinburgh College of Art)と言う美術大学が行うサマースクールと呼ばれる、夏休みを利用した1週間~1ヶ月くらいの短期留学に授業料免除で参加出来る制度がありました(2012年現在は休止で、今後については未定らしいです)。
そこで応募したところ、「Papermaking class」の、2週間のサマースクールに参加することが出来ました。

【スコットランドとイギリス(England)は違う?】
英語でイギリスのことはEnglandと呼ぶ、と私が中学生のときに教わりましたが、イギリスという国は、実は、イングランド、ウェールズ、北アイルランド、そしてスコットランドが集まった国なのです。
そもそも、イギリスの正式名称は「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国(United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)」です。
それで、スコットランドの人々は自分たちの街をイングランドと混同されるのを嫌います
ですから、イギリス全体の話をしたいときは、「UK」と表現するのが無難だと、イギリスの事情に詳しい方に聞きました。

【スコットランドはこんな国】
スコットランドは、とても歴史が長く、紀元前3000年頃のストーン・サークルの遺跡が今でも残っています。
そして、もともとはイギリスの一部ではなく、それ自体、独立した国でした。
スコットランドの王朝は、中世の「統一アルバ王国」の成立によって始まります。
そして、南にある国、すなわちイングランドと戦争を繰り返していました。
そのため、国力を上げるため、交易などによって、フランスなどのヨーロッパとむしろ強い結びつきを持っていました。
しかし、国力や人口でイングランドより立場の弱いスコットランドは、イングランドと1707年に合同して、両方を併せて「グレートブリテン王国」となりました。
以降、スコットランドは産業が活発になり、19世紀後半から20世紀初頭にかけては、スコットランドが造船業・機械工業などでイギリス経済の中心を担うようになりました。

しかし、時代の変遷で、経済的に停滞した時期もあります。
現在では、「小さな政府」の考えの下、1997年にスコットランド議会が成立し、再び「スコットランド」としてのアイデンティティが強まっています。
なお、日本の花が桜なのと同様、スコットランドのシンボルはアザミの花で、いろいろな所でアザミの花の紋章が見られます。

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